くいしんぼ日記。in France 〜女ひとり旅のススメ?!〜

24日  パリ→アルザス:ストラスブール→コルマール

ストラスブール→コルマールへ

空港からNavette Busというバスにのり、Baggerseeという郊外のショッピングモールセンター的なところで降ろされる。

向かい側にトラム(路面電車)の駅がある。自販機でチケットを買い、自分で刻印を押してストラスブール国鉄駅(Gare Centrale)まで向かう。
大都市・パリとは違ってこちらでは、自分でチケットに刻印を押さなければならない。刻印なしのチケットは持っていても無効とみなし、みつかったら罰金なのだ。

空港から駅まで乗り換えがあるというところが、日本的には信じられないところだけど、トラムの途中の駅に中心街(Center Ville)があるから、自然な流れなのだろうか。
このトラムはかなり近代的で全面ガラス張り。住宅街・工場地帯から中心街へと変わっていく窓の外の風景を眺めているだけでも楽しい。

 

さて、ストラスブール国鉄駅へ上がり(トラムの駅が地下に潜ったため)、コルマールへの切符を買おうとする。
券売機はあるが、札を入れるところがない。小銭とカードだけ。クレジットカードを入れてみたが、カードが受け付けないので、「みどりの窓口」的な有人コーナーへ行く。
人の列は4〜5人づつなのに、1人にかかる時間がえらく長い。
せっかちな私は、こういうときイライラしてしまう。
やっと番が廻ってきたときは15分以上経っており、乗りたかった電車が行ってしまいました。
英語がわかるお兄さんが担当だったので、券を買うのには助かりました。
フランスでも、この地方はなかなか英語を知らない人が多そうなので。
次の電車まで時間がちょこっとあったので、駅にあったPAULでサンドイッチ類を買う。

PAULは後にいろんなところで見かけることになるが、駅に併設している店舗が多いのかもしれない。このストラスブール駅には2店舗ある。どちらも物販のみですが。

こちらの地域はドイツ国境からも近いのでプレッツェル(BRETZEL)が売っていた。1個0.8EURO(EUROは以下Eで省略)。あと、サンドイッチはいろんな種類が売っていたが、Normandi(ブリーチーズ?のサンド)とかHenri VI(分厚い蒸し鳥、トマト、レタス)とか、日本で見かけない名前ばかりで興味をそそる。挟まっている具は、ソフトサラミ、ハム&チーズ、生ハムなど見かけるものばかりなのに。

駅の売店の隣には、立ち飲み居酒屋があった。ここでもプレッツェルが沢山♪お店の雰囲気もドイツのパブ風(ってドイツ行ったことないけどね)。一時期ドイツ領だったこともある地域だから、うなずけます。

電車の時間まで、まだ若干時間があったので、先ほどのトラムで一駅先まで行ってC&Aというスーパーでセーターを買う。このトラムは改札口がないので、キセルがカンタンにできてしまう。ただし、チェックマンがきて見つかってしまったら罰金を払うことになるけれど。(良い子のみなさんはマネしちゃだめよ)

SNCF(フランス国鉄)でストラスブールからコルマール(Colmar)へ向かう。その電車の中で、先ほどのPAULで買ったBRETZELとSAND DIEPPOIS (3.95E)というツナサラダが挟まったサンドでランチ。

いつもはチャレンジャーの私でも名前が分からないので、見た目で分かりそうなやつを買ってしまった。

バケット自体は、焼きは強くなく、皮もソフトタイプです。でもフランスの粉ってやっぱり美味しい♪私は日本では、あまりPAULを食べる機会がないので、比較してどうか、ということはわからないです。

プレッツェルはソフトタイプでした。パブで売っていたものと比べると漬け込み液の色も薄め。

 

そうしているうちに30分ほどでColmar駅へ到着。待ち合わせしている人とほぼ同じ時間に着きそうだ。


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